たまご皿とバターナイフ

桜の一枚板を卵の形にカットし、お皿になるように内部を削り出して作った木のお皿です。
丸い形は轆轤などの機械で作ることができますが、卵型にこだわったために時間がかかります。
アンバランスな形なので、料理の盛り付けも楽しめます。

当初は拭き漆で仕上げていましたが、桜の木の優しい色合いを出したくて、透明のプレポリマー仕上げに変えました。
プレポリマーは東北の地元の木で学校給食用の器を作るために開発された自然塗料で、見た目は漆やプラスチックのようにスムーズです。
水に強く、食洗機に入れることもできます。陶器のお皿よりも軽いので、年配の方にも喜ばれています。
お盆としても、お皿としても多様に使えます。

バターナイフは北欧の食卓で、一人に一本づつ、バターナイフを使っていたのをみて、アーツ&クラフツビレッジのオープン時から作っています。
テーブルに置くとバターのついた先っぽが浮いて、テーブルを汚しません。
写真は桜ですが、様々な樹種で作ります。大きさ、太さも、使う人の手の平の大きさに合わせて一つづつ違います。
左利き用も作っています。
バターナイフは半日ワークショップで作ることもできます。

名 前:たまご皿とバターナイフ
素 材:桜(他にもあり)
サイズ:各種サイズあり
仕上げ:プレポリマー仕上げ