オーストラリアからのリピーター
オーストラリアからのリピーター
オーストラリアからの日帰り体験のお客様。今年で4年目です。
今回は木工、手織り、藍染に分かれて約2時間のワークショップを楽しまれました。
参加者14名様。ガイドさん、ツアー主宰のお二人を入れると総勢17名様のランチをまずは提供。
メニューはいつものキッシュとアーツで栽培したフレッシュグリーンサラダ。
デザートは庭の柚子を使った柚子ケーキのローカルジェラート添え。
今日のシェフは南アフリカから来たジーナ。とても優しいお料理を作ってくれます。
突然判明した、卵と乳製品アレルギーのお客様には南アフリカ風牛肉の煮込みを急遽サービス。
デザートはフルーツを、と機転を利かしてくれました。
このグループはオーストラリアのDifferent Toursという旅行会社の染織ツアー。
日本各地の染織工房やショップなどを観光バスで回っておられます。
アーツ周辺は細い山道が続くので、大型バスで来るのは大変なのですが、去年と同じドライバーさん、なんとか運転して来てくださいました。
女性が多いので、木工はキッチンで使うヘラを製作。
イトノコで形をくり抜いて、ベルトサンダーで磨き、細部まで丁寧にペーパーをかけて完成。
毎日使うものなので、みなさん嬉しそう。それぞれのお好みで形は微妙に違っています。
織物は現地でさをり工房、Curious Weaver(好奇心旺盛な織物作家)を主催するカズ(Kaz)さんがメンバーを引率。
カズさんは何度も来日され、さをりの森が出版している本にもモデルとして登場されています。
参加者はすでに織り機を持っている方々なので、指導も必要なく、自由に糸を選んで楽しんで織っておられました。
そして今年は藍染の指導をフランス人のメラニーが担当。
メラニーは地域おこし協力隊として今年の春から美咲町に着任。
藍をタネから育て、自分ですくもを作って藍染をするプロジェクトや手仕事を楽しむ『てとてラボ』というワークショップを主宰しています。
アメリカに留学していたメラニーはフランス語、日本語の他に英語も堪能なので、ワークショップの講師には最適。
参加者に本格的な絞りのレッスンを行いました。
残念ながら時間の制約があり、メラニーお得意の縫い絞りはあまりできず、ゴムを使いましたが、それでも素敵な作品ができました。