セッティ(長椅子)
セッティ(Settee)とは長椅子のことで、オリジナルはイギリス、コッツウォルドで19世紀末に活動したアーツ&クラフツ運動の木工家、シドニー・バーンズレー(Sidney Barnsley 1865-1926)のデザインです。
バーンズレーの工房では20世紀に入っても電気を使わず、徹底して手仕事にこだわり、地元の木である楢やくるみを使い、農具などからデザインのヒントを得ていました。
この椅子の背もたれ部分は当時の荷馬車のワゴンを元にしています。
『構造上不必要な装飾を一切排除してし、素材の持ち味を生かす』というアーツ&クラフツ運動の精神を表したシンプルで存在感のあるデザインです。
オリジナルはディベッド(Day Bed)として、ちょっと昼寝ができるサイズで、椅子の奥行きも深く長さもあります。
アーツ&クラフツビレッジでは、日本の住宅に合わせて、短く浅くしたものも作りました。
サイズ、座の部分は様々にオーダーできます。
アーツ&クラフツビレッジの長尾泰典は1990年、シドニー・バーンズレーの後を引き継いだ、息子エドワード・バーンスレー(Edward Barnsley 1900-87)の工房(当時はEdward Barnsley Educational Trust)で学び、その精神に深く影響を受けました。
名 前:セッティ(長椅子)
素 材:栗
サイズ:W1400×D550×H900×SH400cm(ショートサイズ)
サイズオーダーも可能です
仕上げ:オイル仕上げ